Web制作を外注する前に知るべき費用相場2025—LP・コーポレート・EC 全解説

Web制作を外注する前に知るべき費用相場2025—LP・コーポレート・EC 全解説

想定読者:予算決定・社内稟議に悩むWeb担当者/マーケ責任者
到達価値:制作タイプ別の相場感・内訳・削減ポイントが分かり、根拠ある稟議書が書ける

目次

制作タイプ別の最新費用相場

スクロールできます
タイプページ規模相場レンジ(税込)納期目安主な内訳項目
LP(ランディングページ)1 ページ/5–8 セクション¥300,000〜¥800,0002–4 週ワイヤー・デザイン・コーディング・簡易 CMS
コーポレートサイト5〜15 ページ¥800,000〜¥2,500,0001.5〜3 か月IA/デザイン複数案/CMS実装/写真撮影
EC サイト(フルスクラッチ)15 ページ+商品登録¥2,000,000〜¥6,000,0002〜4 か月カート機能/決済連携/在庫管理/セキュリティ
小規模 EC(Shopify, BASE)5 ページ+商品10件¥500,000〜¥1,200,0003〜6 週テーマカスタム/アプリ設定

価格変動 3 条件:①ページ数②CMS 複雑度③オリジナル撮影・ライティング有無。

見積り内訳を読み解く—“4レイヤー”でブレイクダウン

スクロールできます
レイヤー具体項目割合目安確認ポイント
1. 企画・戦略市場調査/要件定義/IA10–15%WBS にマイルストーン明記
2. クリエイティブデザイン案数/写真・動画/コピー25–35%修正回数/権利帰属
3. 開発・実装コーディング/CMS/API 連携40–50%保守範囲・テスト環境有無
4. 運用・保守運用マニュアル/保守契約10–20%月額 or 年額・SLA 指標

チェック法:工数表が添付されているか? “一式” だけなら要再見積り依頼。

コストを抑えつつ品質を落とさない 5 つのポイント

POINT
既存テンプレ活用

CMS テーマ/Shopify テーマで−30%

POINT
写真はストック+1日撮影

撮影日を1日に集約

POINT
ワイヤー合意→デザイン着手

後戻りコストを防ぐ

POINT
プラグイン vs スクラッチ

API連携で開発削減

POINT
運用内製化

更新頻度が高いページはCMS簡易権限

発注前チェックリスト—稟議書テンプレ付き

スクロールできます
チェックYES / NO
要件定義書(サイト目的・KPI・ターゲット)が完成しているか
ページリストと機能一覧を Excel 管理しているか
修正回数・追加費用ルールが見積書に明記されているか
著作権・ソースコードの帰属が契約に明示されているか
納品後30日以内の軽微修正が無償かどうか
月額保守の範囲と SLA(障害対応時間)が設定されているか
移行テスト環境のURLと ID/PW が発行されるか

稟議 Tips:見積合計額だけでなく ページ単価・工数 を添えて説得すると社内決裁が通りやすい。

ケーススタディ――実際に発注した企業3社の費用&成果

スクロールできます
企業タイプ・規模費用KPI Before→After成功要因
SaaS A社LP+CMS1P¥480,000CVR 2.1% → 4.3%USP1行→ヒーロー強調
製造 B社コーポレート10P¥1,600,000問合せ/月 14→32製品写真プロ撮影
D2C C社Shopify EC¥880,000売上/月 ¥1.2M→¥3.1Mカート離脱防止アプリ

FAQ—よくある社内質問を先回り回答

制作会社の高い・安いの基準は?

工数×人月単価で算出しているかを確認。人月60〜90万が相場。

途中でページ追加したらいくら上がる?

ベース見積の ページ単価×ページ数 + 20%(再設計工数)。

テンプレでも SEO は大丈夫?

Core Web Vitals が合格ラインなら問題なし。構造化データ設定が出来るか確認を。

まとめ—“根拠ある数字”で稟議を通す3行ルール

  • 相場 × ページ数 で大枠を決め、内訳で納得率を上げる
  • 削減ポイントは“テンプレ・撮影・プラグイン”の3つが安全圏
  • チェックリスト 7 項目を書類添付 → 決裁者の不安を0にする

これで「高すぎる?安すぎる?」の不毛な議論から解放され、“成果に直結する費用” だけにフォーカスできます。制作会社との最初の打ち合わせに、本記事の表と図解をそのまま持参してください。

Web制作を外注する前に知るべき費用相場2025—LP・コーポレート・EC 全解説

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

ぜひ共有してください
  • URLをコピーしました!
目次